Firefoxの拡張機能(Fasterfox)
- 2005年11月 2日(水) 22:26 JST
- 投稿者: mystral-kk
- 表示回数 5,040
Geeklogを全ての人の手に!
2024年11月21日(木) 16:23 JST
管理人がプログラム開発に使っているエディタはアンカーシステムズという会社のもの。様々なバージョンがあるが,サンデープログラマの見栄で,バージョン管理システムCVSが使えるPeggy Proを買った。
CVSについては,以前からマスターしようと雑誌の特集記事が組まれるたびに挑戦してきたが,ことごとく失敗。あきらめかけていた。Peggy Proに内蔵されているCVSのフロトエンド・インターフェースは直感的でわかりやすく,コミットもボタン一つでOK。プロジェクトを最初にリポジトリに登録するインポートの作業はさすがにコマンドラインからでなければできないが,それ以外の主要な機能はPeggy Proから呼び出せる。おかげでファイルの履歴管理が簡単になった。管理人はブログだけでなくふつうのサイトも管理しているが,そのサイトで使うHTML, PHP, CSS, 画像ファイルは全てCVSで管理している。
現在では,Subversionという新しいバージョン管理システムが開発され,普及し始めているようだ。CVSの弱点であったディレクトリ(フォルダ)の管理や,ファイルの移動もサポートされているので,いずれはCVSからSubversionへと主役が交代する日が来るだろう。その日までは,CVSを使い続けるつもり。
以前使っていた Google Desktop Searchの機能アップバージョン。Desktop Searchの頃は,アンチウィルスソフトウェアのNOD32と相性が悪く,同時にインストールできなかった。NOD32の動作があまりにも軽快で,ノートンへ戻る気にはなれなかったので,泣く泣くあきらめていた。
今度のGoogle Desktop Searchは従来のMS-Word, Excel, PowerPoint, PDF, テキストファイル,Webの履歴,チャットに加えて,予定表,仕事,メモなども検索できるようになっているらしいが,予定表,仕事,メモは自分がDelphiで作ったソフトウェアで管理しているので,Googleには検索させないように設定して使っている。
使用する前にインデックスを作成するのに時間がかかるが(自分の場合,アイテム数12万弱で数時間),その作業が終われば,後は快適そのもの。Googleさまさまである。使っているメーラーがShuriken Proなので,インデックス作成の対象にならないが,Outlook ExpressやGmailはデフォルトでサポートしているし,Becky!も別途プラグインをダウンロードすればサポートされるようだ。プラグインSDKも公開されているので,その気になれば,Shuriken Proにも対応できるだろう。
Operaを最初に使ったとき,描画の速さ,軽快さに驚いたが,それ以上に感心したのは,マウス・ジェスチャの機能だった。IEで直前のページへ「戻る」には「alt + ←(左向きの矢印)」を押すが,慣れてくると片手だけで操作したくなる。Operaでは「戻る」が「右ボタン+左ボタン」だけで操作できるので,しばらくOperaを愛用していた。
Firefoxでも拡張機能のMouse Gestureを使えば同じことができる。とはいえ,Operaでは右ボタンをクリックしたまま,左ボタンをどんどんクリックすれば,連続して前のページへ戻ることができるが,Firefoxでは前のページに戻ってにカーソルの下にリンクがある場合,右ボタンをクリックしたままで左ボタンをクリックすると元のページに戻されてしまう。いったんカーソルを動かして,リンクにかからないようにしないと次の「戻る」動作ができない。ここはできれば改善して欲しいなと思う。
Firegoxに関して一般的に言われていることは,
・動作が軽快。
・タブブラウザ。
・セキュリティ面でIEよりも強い。
・オープンソース。
などだが,プログラマの観点からすれば,拡張機能の豊富さが一番魅力的だ。Webサイトを運営する以上,自分が書くHTMLファイルはできるだけ誤りのないものにしたい。管理人はホームページビルダが吐く冗長なコードが好きではないため,アンカーシステムズのPeggyProと付属のHTML-AIDでガリガリHTMLファイルを手書きしている。そのときの文法チェックに使うのが拡張機能のHTML Validator。該当ページを表示するだけで,ブラウザのステータスバーにエラーチェックの結果が表示される。黄色い▲のアイコンをクリックすれば,HTMLソースと共にエラーの箇所,エラーの原因が表示されるので,とても使いやすい。これでエラー・警告が出なくなるまで修正してから,サーバーにアップロードしている。最初は時間がかかったが,やがて最初からエラー・警告が出ないHTMLを書けるようになった。